フォッケウルフ Fw190D

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ハセガワ




2019.05.18

機首正面近くに付く小さなエアースクープの部品を紛失した様なので、ランナーを
加工して自作することにしました。




最初、ハセガワの箱絵の塗装にするつもりでしたが、ペガサスさんのサイトを見て、
その塗装が少し眉唾だと知って 機体番号「3」のモノに変更しました。
タミヤのFw190Dのキットにその機体のデカールと説明書が入っていたので流用する
しました。ハセガワ箱絵の機体はBf109時代に搭乗していた機体から推測で描かれた
機体、そう言った資料を基に描かれているそうです。


とても面倒な塗装ですが、ドイツ機ファンなら一度は作ってみたいと思う、「赤腹のドーラ」です。
全面を赤く塗って、白のデカールを貼る仕様ですが、塗装の方が仕上がりは綺麗になりそうです。
白を塗って赤を塗る前に線をマスクします。デカールの幅を計ったら0.8mm、1.2mmでした。正確に
複数切る為にデジタルスケールを加工して線切りカッターを自作しました。デジスケはアマゾンで
4190円でしたが、ノギスを加工すれば1000円以下で出来そうです。 



側面RLM76。上面RLM82、83が基本塗装らしいですが、この機体はエンジン部は76でも後部
胴体はイギリス機のスカイに似た色に塗られているみたいです。 



以前から、このRLM82と言う色調が派手すぎてドイツ機の色として私的に 馴染めませんでした。
左側がクレオスのRLM82で、資料のカラーチャートに準じています。今回はもう少し茶色が強い
340番を代わりに使ってチャレンジしました。。


  

脚収納部が浅いのでテープによるマスキングが難しく、「練りケシ」を一部に
使いました。 


翼上面のウォークラインはデカールを使ってきましたが、どうしても「ニス部分」が気に
なるので、通販で手に入れたエッチングマスクを試してみました。
これだけ頼んだので、代引き手数料等で倍の価格になりました。 



第44戦闘団 ヴァルデマー・ヴュブケ大尉 

1945年3月 アインリンク飛行場 



エッチング製のウォークラインマスクは真鍮製で柔らかいですが、
どうしても浮き上がる箇所が出来て、そこは線が若干太めになりました。 



機体番号、パーソナルマーク、鍵十字はデカールを使い、国籍マークは
テープによるマスキングで仕上げました。 


尾輪の引き込み穴は無いので艶消し黒に塗って誤魔化しました。
実機は白線のピッチが不揃いらしいですが、資料も持っていないので
説明書の様に塗りました。